1巻~8巻 死神代行篇
1巻
黒崎一護
我等は 姿無きが故に
それを畏れ
2巻
朽木ルキア
人が希望を持ちえるのは
死が目に見えぬものであるからだ
3巻
井上織姫
もし わたしが雨だったなら
それが永遠に交わることのない
空と大地を繋ぎ留めるように
誰かの心を繋ぎ留めることができただろうか
4巻
石田雨竜
ぼくたちは ひかれあう
水滴のように 惑星のように
ぼくたちは 反発しあう
磁石のように 肌の色のように
5巻
茶渡泰虎
剣を握らなければ おまえを守れない
剣を握ったままでは おまえを抱き締められない
6巻
浦原喜助
そう、 我々に運命などない
無知と恐怖にのまれ
足を踏み外したものたちだけが
運命と呼ばれる濁流の中へと
堕ちてゆくのだ
7巻
朽木白哉
我々は涙を流すべきではない
それは心に対する肉体の敗北であり
我々が心というものを
持て余す存在であるということの
証明にほかならないからだ
8巻
斬月
錆びつけば 二度と突き立てられず
掴み損なえば我が身を裂く
そう 誇りとは
刃に似ている
9巻~20巻 尸魂界篇
9巻
志波空鶴
ああ おれたちは皆
眼をあけたまま
空を飛ぶ夢を見てるんだ
10巻
志波岩鷲
俺達は 手を伸ばす
雲を払い 空を貫き
月と火星は掴めても
真実には まだ届かない
11巻
阿散井恋次
届かぬ牙に 火を灯す
あの星を見ずに済むように
この吭を裂いて しまわぬように
12巻
藍染惣右介
我々が岩壁の花を美しく思うのは
我々が岩壁に足を止めてしまうからだ
悚れ無き その花のように
空へと踏み出せずにいるからだ
13巻
更木剣八
誇りを一つ捨てるたび
我等は獣に一歩近付く
心を一つ殺すたび
我等は獣から一歩遠退く
14巻
山田花太郎
軋む軋む 浄罪の塔
光のごとくに 世界を貫く
揺れる揺れる 背骨の塔
堕ちてゆくのは ぼくらか 空か
15巻
吉良イヅル
ぼくは ただ きみに
さよならを言う練習をする
16巻
日番谷冬獅郎
降り頻る太陽の鬣が
薄氷に残る足跡を消してゆく
欺かれるを恐れるな
世界はすでに欺きの上にある
17巻
四楓院夜一
血のように赤く
骨のように白く
孤独のように赤く
沈黙のように白く
獣の神経のように赤く
神の心臓のように白く
溶け出す憎悪のように赤く
凍てつく傷歎のように白く
夜を食む影のように赤く
月を射抜く吐息のように
白く輝き 赤く散る
18巻
砕蜂
あなたの影は 密やかに
行くあての無い 毒針のように
私の歩みを縫いつける
あなたの光は しなやかに
給水塔を打つ 落雷のように
私の命の源を断つ
19巻
黒崎一護
そう、 何ものも
わたしの世界を 変えられはしない
20巻
市丸ギン
美しきを愛に譬ふのは
愛の姿を知らぬ者
醜きを愛に譬ふのは
愛を知ったと驕る者
21巻~26巻 破面・出現篇
21巻
平子真子
この世のすべては
あなたを追い詰める為にある
22巻
ウルキオラ・シファー
我等の世界に意味など無く
そこに生きる我等にも 意味など無い
無意味な我等は 世界を想う
そこに意味は無いと知ることにすら
意味など無いというのに
23巻
斑目一角
俺たちは滝の前の魚
俺たちは籠の中の虫
俺たちは波濤の残骸
髑髏の錫杖
力の奔流 それを呑む鯨
俺たちは五本角の雄牛
俺たちは火を吹く怪物
泣き叫ぶ子供
ああ 俺たちは
月光に毒されている
24巻
グリムジョー・ジャガージャック
どいつもこいつも、
ぶっ壊れちまえ
25巻
白一護
我々は皆
生まれながらにして死んでいる
終焉は常に
始まりの前から そこに在るのだ
生きることが
何かを知り続けることならば
我々が最後に知るものこそが終焉であり
終焉をついに見出し
完全に知ることこそが
即ち死なのだ
我々は何かを知ろうとしてはならない
死を超越できぬ者は
何ものも知ろうとしてはならないのだ
26巻
ルピ・アンテノール
私の胸に深く突き刺さるその声は
鳴り止まぬ歓声に似ている
27巻~35巻 破面・虚圏突入篇
27巻
井上織姫
私達
一つとして
混じりあうものはない
二つとして
同じ貌をしていない
三つ目の
瞳を持たぬばかりに
四つ目の
方角に希望はない
五つ目は
心臓の場所にある
28巻
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ
主よ、我々は
孔雀を見るような目つきで
あなたを見る
それは期待と、渇仰と
恐怖に似た底知れぬものに
縁どられているのだ
29巻
チルッチ・サンダーウィッチ
ただ執拗に 飾り立てる
切り落とされると知りながら
ただ執拗に 磨き上げる
切り落とされると知りながら
恐ろしいのだ 恐ろしいのだ
切り落とされる その時が
切り落とされた その髪は
死んだあなたに 似てしまう
髪も爪も みな宝物のように
美しく飾り立てるのに
なぜ自らの体から切り離されただけで
汚く不気味なものとなってしまうのだろう
答えは簡単
それらは全て
自らの死した姿に ほかならないからだ
30巻
志波海燕
その疵深し、海淵の如し
その罪赤し、死して色無し
31巻
ザエルアポロ・グランツ
世界一嫌いだと言ってくれ
32巻
グリムジョー・ジャガージャック
王は駆ける
影を振り切り
鎧を鳴らし
骨を蹴散らし
血肉を啜り
軋みを上げる
心を潰し
独り踏み入る
遙か彼方へ
33巻
ノイトラ・ジルガ
俺達は虫
不揮発性の
悪意の下で
這い回る蠕虫
首をもたげる
月より高く
憐れなお前等が
見えなくなるまで
34巻
ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク
私に翼をくれるなら
私はあなたのために飛ぼう
たとえば この 大地のすべてが
水に沈んでしまうとしても
私に剣をくれるなら
私はあなたのために立ち向かおう
たとえば この 空のすべてが
あなたを光で射抜くとしても
35巻
涅マユリ
産まれ堕ちれば、
死んだも同然
36巻 破面・過去篇
36巻
平子真子
信じるのは、まだ早い
37巻~48巻 破面・空座決戦篇~滅亡篇
37巻
綾瀬川弓親
人を美しいとは思わないけれど
花を美しいとは思う
人の姿が花に似るのは
ただ斬り裂かれて倒れる時だ
38巻
檜佐木修兵
恐れることは ただ一つ
恐れを知らぬ 戦士と為ること
39巻
アヨン
愆つは、人
殺すは、魔
40巻
ウルキオラ・シファー
心在るが故に妬み
心在るが故に喰らい
心在るが故に奪い
心在るが故に傲り
心在るが故に惰り
心在るが故に怒り
心在るが故に
お前のすべてを欲する
41巻
ヤミー・リヤルゴ
失くしたものを
奪い取る
血と肉と骨と
あとひとつ
42巻
ティア・ハリベル
犠牲無き世界など ありはしない
気付かないのか
我々は
血の海に 灰を浮かべた地獄の名を
仮に世界と
呼んでいるのだ
43巻
バラガン・ルイゼンバーン
腐敗は我が友
夜は我が僕
鴉にこの身を啄ませながら
楡の館でお前を待つ
44巻
東仙要
人は皆すべからく悪であり
自らを正義であると錯覚する為には
己以外の何者かを 己以上の悪であると
錯覚するより 他にないのだ
確信した正義とは、悪である
正義が正義たり得る為には
常に自らの正義を疑い続けなければならない
45巻
山本元柳斎重國
伏して生きるな、
立ちて死すべし
46巻
松本乱菊
不幸を知ることは
怖ろしくはない
怖ろしいのは
過ぎ去った幸福が
戻らぬと知ること
47巻
市丸ギン
君が明日 蛇となり
人を喰らい 始めるとして
人を喰らった その口で
僕を愛すと 咆えたとして
僕は果して 今日と同じに
君を愛すと 言えるだろうか
48巻
藍染惣右介
人は皆、猿のまがいもの
神は皆、人のまがいもの
49巻~54巻 死神代行消失篇
49巻
黒崎一護
僕は、ついてゆけるだろうか
君のいない世界のスピードに
50巻
銀城空吾
時は常に背後から迫り
唸りを上げて眼前に流れ去る
踏み止まれ
時がお前を 美しい世界へ押し流そうと
どれほど牙を剥こうとも
前を見るな
お前の希望は 背後に迫る
冥冥たる濁流の中にしかない
51巻
毒ヶ峰リルカ
あたしの心に 指を入れないで
52巻
月島秀九郎
一緒に数えてくれるかい
君についた
僕の歯型を
53巻
雪緒・ハンス・フォラルルベルナ
僕が こんなにも若く
こんなにも未熟であるということが
老いさらばえ
完全無欠である大人達には
どうにも許し難いことのようなのだ
54巻
朽木ルキア
変わらぬものは 心だと
言えるのならば それが強さ
55巻~61巻 千年血戦篇(序章)
55巻
ユーハバッハ
一歩踏み出す 二度と戻れぬ
三千世界の 血の海へ
56巻
キルゲ・オピー
軍勢ゆきゆきて喇叭を吹く
耳鳴り止まず星屑のごとく
軍靴の轟き雷鳴のごとく
57巻
朽木白哉
散りて二度とは 咲かずとも
炎のごとくに 散るぞ美し
58巻
山本元柳斎重國
魂 燃え立つ
天の降るとも
59巻
卯ノ花八千流
戦いこそすべて
60巻
黒崎真咲
罪無きあなたは 太陽のよう
罪深きあなたも 太陽のよう
61巻
斬月
私が 世界には危険が満ちていると信じ
その危険からお前を護りたいと願うのは
私の中にその危険と同質の
衝動があるからに ほかならない
62巻~67巻 千年血戦篇-訣別譚-
62巻
狛村左陣
己の生に
抗い続ける
己の心に
牙ある限り
63巻
エス・ノト
生きることと 生かされることに
違いは無い
死ぬことと 殺されることに
違いが無いように
64巻
グレミィ・トゥミュー
美しさとは、
そこに何もないこと
65巻
ジゼル・ジュエル
すきだよ
しぬほど
66巻
二枚屋王悦
断ち斬るものは
命だけかい
67巻
兵主部一兵衛
御先
真黒
真逆様
68巻~72巻 千年血戦篇-相剋譚-
68巻
アスキン・ナックルヴァール
毒々しくって、
眩々するだろ?
69巻
バズビー
銃弾、鉤爪、軍旗、刀剣、
五本指折り
お前を待つ
70巻
ユーグラム・ハッシュヴァルト
痛みはない
その天秤から
目を逸らせぬ事以外に
71巻
涅ネム
吾子の手かわいや さまよう手
吾をもとめて 流離うて
寄らば離れる 手をとって
引きて歩もう 沙汰の果て
72巻
石田雨竜
言葉に姿があったなら
暗闇に立つきみに届きはしないだろう
73巻~74巻 千年血戦篇-禍進譚-
73巻
阿散井恋次
牙より滴る火は消えず
刃立つ野を焼き払い
友の姿を炙り出す
74巻
黒崎一護・朽木ルキア
我等は 姿無くとも
歩みは止めず
公式ファンブック
BLEACH OFFICIAL CHARACTER BOOK SOULs
黒崎一護
天を鎖す太陽
BLEACH OFFICIAL ANIMATION BOOK VIBEs
朽木ルキア
夜を削る月
BLEACH OFFICIAL CHARACTER BOOK 2 MASKED
平子真子
隠したものは
弱さと真実
失くしたものは
永遠の安息
BLEACH OFFICIAL CHARACTER BOOK 3 UNMASKED
ウルキオラ・シファー
暴いたものは
欲望と虚無
失うものは
なにもない
BLEACH OFFICIAL CHARACTER BOOK 3 UNMASKED not be, but be
ウルキオラ・シファー
そこに、何がある?
BLEACH OFFICIAL CHARACTER BOOK 3 UNMASKED Nestle to Night
クッカプーロ
ヤミー ヤミー
ぼくらのせかいに
また
よるがきたよ
BLEACH OFFICIAL INVITATION BOOK The Hell Verse
黒崎一護
地獄に堕ちるは、その心
地獄の在り処は、その心の裡
BLEACH FREE BOOK THE REBOOTED SOULS
黒崎一護
終焉、迫る────
────最後の聖戦
BLEACH 13 BLADEs.
護廷十三隊
受け継がれる
十三の魂──